読んで。受け取って。すすめてください。

♥ ご意見

コヘレトの言葉 4

慰める者のいない涙

第4章。

わたしは再び目を留め、太陽の下で行われるあらゆる虐げを見た。虐げられる者は涙を流し、彼らを慰める者はいなかった。虐げる者は力を握っていたが、それでもなお慰める者はいなかった。 そこでわたしは、すでに死んだ死者を、今なお生きている生者よりも幸いだと言った。 しかし、その両者よりも幸いなのは、まだ生まれていない者、太陽の下で行われる悪を見たことのない者である。 わたしはまた、あらゆる労苦と巧みな業が、隣人に対するねたみから生まれるのを見た。これもまた空しく、風を追うようなものである。 愚か者は手をこまねいて、 自らの身を滅ぼす。 安らぎと共にある片手一杯は、 労苦と風を追うことと共にある両手一杯にまさる。

わたしは再び、太陽の下で空しいものを見た。

ひとりぼっちの男がいた。連れもなく、息子も兄弟もいない。彼の労苦には終わりがなく、その目は富に満たされることがない。「いったいだれのために、わたしは働き、自分の益を断っているのか」と彼は問う。これもまた空しく、つらい務めである。

ふたりはひとりにまさる。彼らの労苦には良い報いがあるからである。 一方が倒れれば、もう一方がその人を起こす。しかし、ひとりで倒れて、起こしてくれる者のない人は哀れである。 また、ふたりで一緒に横たわれば暖かい。しかし、ひとりでどうして暖まることができようか。 ひとりなら打ち負かされても、ふたりなら立ち向かうことができる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。

賢い若者と愚かな王

貧しくても賢い若者は、もはや忠告を聞き入れることを知らない、年老いた愚かな王にまさる。 その若者は牢獄から出て王となったのかもしれず、あるいはその同じ王国で貧しく生まれたのかもしれない。 わたしは、太陽の下で動き回るすべての生ける者が、王の跡を継ぐその若者に従うのを見た。 彼の前にいた民は数えきれないほどであった。しかし、後に来る者たちは彼を喜ばなかった。これもまた空しく、風を追うようなものである。

A young man reading the Father's Heart Bible (FHB) print edition in a coffee shop 印刷版が出ました

コメント

この章から受け取った思いや問い、心に響いた一言を、ここで分かち合ってください。コメントをくださった方のお名前は、貢献者の一覧に加えられます。

読むこと、コピーすること、分かち合うことは、どなたにも開かれていて、アカウントは要りません。コメント、マーカー、読んでいる場所の保存は無料のアカウントでご利用いただけます。コメントをくださった方のお名前は、貢献者の一覧に加えられます。

家族に加わってください — 無料です →
  • まだコメントはありません。最初の一言をお寄せください。