読んで。受け取って。すすめてください。

♥ ご意見

ルカによる福音書 11

祈りのうちに御父のもとへ来なさい

祈り方を問われて、イエスは「父よ」で始まる言葉を与え、真夜中に隣人の戸を叩く話をする。ベルゼブルによって悪霊を追い出していると非難されると、その告発に答え、それからパリサイ人と律法の専門家たちに向き直り、整いすぎた彼らの宗教に対して長く災いを宣告する。

第11章。

イエスはある場所で祈っておられた。祈り終えると、弟子の一人が言った、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください。」

イエスは彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい。父よ、御名が聖なるものとされますように。御国が来ますように。 わたしたちに必要な日ごとの糧を、毎日お与えください。 わたしたちの罪をお赦しください。 わたしたちも、自分に負い目のあるすべての人を赦しますから。そして、わたしたちを誘惑に陥らせないでください。」

またイエスは彼らに言われた、「あなたがたのうちの誰かに友人がいて、真夜中にその人のところへ行き、こう言ったとする。『友よ、パンを三つ貸してくれ。

旅をしてきた友人がわたしのところに着いたのに、出してやるものが何もないのだ』と。

すると、その人は中から答える。『面倒をかけないでくれ。戸はもう閉めてしまったし、子どもたちも一緒に寝ている。起き上がって何かをあげることはできない』と。

言っておくが、たとえ友人だからといって、寝ている友人が起き上がって何かを与えることはなくても、しつこく頼み続ける恥知らずな熱心さのゆえに、その人は起き上がって、必要なものを何でも与えるだろう。」

「そこで、言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

誰でも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。

あなたがたのうちで、父親である者は、子が魚を求めているのに、魚の代わりに蛇を与えるだろうか。

また、卵を求めているのに、さそりを与えるだろうか。

あなたがたは悪い者でありながら、自分の子どもには良い物を与えることを知っている。まして天におられる御父は、求める者に聖霊を与えてくださるにちがいない。」

わたしたちの父の国は来た

イエスは、口のきけない人から悪霊を追い出しておられた。悪霊が出て行くと、口のきけない人が話し始めたので、群衆は驚いた。 ところが、彼らのうちのある者は言った、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出しているのだ」と。 また、ある者はイエスを試そうとして、天からのしるしを求め続けた。

しかし、イエスは彼らの思いを見抜いて言われた、「内輪で争う国はどこでも荒れ果て、内輪で争う家は倒れてしまう。

サタンも内輪で争っているなら、その国はどうして立ち行くだろうか。あなたがたは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うが。

わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出しているのなら、あなたがたの仲間は誰の力で追い出すのか。だから、彼らこそがあなたがたを裁くことになる。

しかし、わたしがわたしたちの父の指で悪霊を追い出しているのなら、わたしたちの父の国はあなたがたのところに来ているのだ。

強い人が武装して自分の屋敷を守っているときは、その持ち物は安全である。

しかし、もっと強い者が襲いかかって打ち負かすと、その者は、強い人が頼みにしていた武具を奪い取り、分捕り品を分け合う。

わたしの味方でない者はわたしに敵対し、わたしと共に集めない者は散らしている。

汚れた霊が人から出て行くと、休み場を求めて水のない所をさまよう。しかし、見つからないので、こう言う。『出て来たわたしの家に戻ろう』と。 そして、戻って来ると、その家が掃除され、片づけられているのを見つける。

そこで、出て行って、自分よりも悪いほかの七つの霊を連れて来る。そして、彼らは中に入り込んで住みつく。すると、その人の後の状態は前よりも悪くなる。」

イエスがこう話しておられると、群衆の中のある女が声を張り上げて言った、「あなたを宿した胎、あなたに乳を含ませた乳房は幸いです。」

しかし、イエスは言われた、「むしろ、わたしたちの父の言葉を聞いて、それを守る人は幸いだ。」

ヨナにまさる者がここにいる

群衆が集まって来ると、イエスは話し始められた、「今の時代は悪い時代である。しるしを求めるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。 ヨナがニネベの人々にしるしとなったように、人の子も今の時代の人々にとってそうなるからである。 南の国の女王は、裁きのとき、今の時代の人々と共に立ち上がり、彼らを罪に定めるだろう。この女王は、ソロモンの知恵を聞くために地の果てからやって来たのだ。しかし見よ、ソロモンにまさるものがここにある。

ニネベの人々は、裁きのとき、今の時代と共に立ち上がり、それを罪に定めるだろう。彼らはヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。

体のともし火

「ともし火をともして、それを穴倉の中や升の下に置く者はいない。むしろ燭台の上に置く。入って来る人が光を見えるようにするためである。 あなたの目は体のともし火である。目が澄んでいれば、体全体も明るい。しかし、目が悪ければ、体も暗い。

だから、あなたの内にある光が闇にならないように気をつけなさい。

もし体全体が明るく、少しも暗いところがなければ、ともし火がその輝きであなたを照らすように、体全体が明るく輝くのである。」

空しい信仰への災い

イエスがこう話しておられると、あるファリサイ派の人が食事を共にしようとイエスを招いた。イエスは入って、食卓に着かれた。 ところが、そのファリサイ派の人は、イエスが食事の前にまず身を清められないのを見て驚いた。

すると、主は彼に言われた、「実に、あなたがたファリサイ派の人々は、杯や皿の外側は清めるが、あなたがたの内側は強欲と悪でいっぱいだ。 愚か者たち。外側を造られた方は、内側もお造りになったのではないか。

むしろ、内にあるものを貧しい人に施しなさい。そうすれば、あなたがたにとってすべてが清くなる。

だが、ファリサイ派の人々よ、あなたがたは不幸だ。あなたがたは、はっか、うん香、あらゆる野菜の十分の一は納めるのに、正義とわたしたちの父への愛はおろそかにしている。これこそ行うべきことであって、しかもほかのことをおろそかにすべきではなかった。

ファリサイ派の人々よ、あなたがたは不幸だ。あなたがたは会堂の上席や、広場での挨拶を好むからだ。

あなたがたは不幸だ。あなたがたは人目につかない墓のようなもので、人々はそれと知らずにその上を歩いているからだ。」

すると、律法の専門家の一人がイエスに答えて言った、「先生、そんなことを言われると、わたしたちをも侮辱することになります。」

そこで、イエスは言われた、「あなたがた律法の専門家も不幸だ。あなたがたは、人には背負いきれない重荷を負わせながら、自分では指一本その重荷に触れようともしないからだ。

あなたがたは不幸だ。あなたがたは預言者たちの墓を建てるが、彼らを殺したのは、あなたがたの先祖なのだ。

『だから、あなたがたは証人であって、自分の先祖の仕業を認めているのだ。先祖が彼らを殺し、あなたがたがその墓を建てているのだから。』

だから、わたしたちの父の知恵もこう言った。『わたしは彼らに預言者や使徒たちを遣わすが、そのうちのある者を、彼らは殺し、迫害するだろう』と。

それは、世の初めから流されたすべての預言者の血の責任が、今の時代に問われるためである。

アベルの血から、祭壇と聖所の間で殺されたゼカルヤの血に至るまで。そうだ、言っておくが、その責任は今の時代に問われる。

律法の専門家たちよ、あなたがたは不幸だ。あなたがたは知識の鍵を取り上げてしまった。自分たちも入らず、入ろうとする人々をも妨げたのだ。」

イエスがそこを出て行かれると、律法学者やファリサイ派の人々は激しく詰め寄り、いろいろなことについて言葉を引き出そうと、 イエスの口から出る言葉を捉えようと、待ち構えていた。

A young man reading the Father's Heart Bible (FHB) print edition in a coffee shop 印刷版が出ました

コメント

この章から受け取った思いや問い、心に響いた一言を、ここで分かち合ってください。コメントをくださった方のお名前は、貢献者の一覧に加えられます。

読むこと、コピーすること、分かち合うことは、どなたにも開かれていて、アカウントは要りません。コメント、マーカー、読んでいる場所の保存は無料のアカウントでご利用いただけます。コメントをくださった方のお名前は、貢献者の一覧に加えられます。

家族に加わってください — 無料です →
  • まだコメントはありません。最初の一言をお寄せください。