父に叫ぶダビデ
ダビデの祈り。
ダビデは貧しく乏しい者として祈り、父について知っていることを積み上げる。善良で、赦し、ほかに並ぶ者なく、契約の愛に富む方。あらゆる願いの底にもう一つの願いがある。分かれることのない心、そして攻める者たちが誰が助けたのかを見るための目に見えるしるし。
86 1わたしの父よ、身をかがめて、わたしの声を聞いてください。わたしに答えて ください。わたしは貧しく、乏しいからです。
2わたしの命を守ってください。わたしはあなたに忠実だからです。 あなたに信頼するあなたの僕をお救いください。 あなたはわたしの父です。 3わたしの主なる父よ、わたしを憐れんでください。わたしは日がな一日、あなたに叫び求めているからです。 4あなたの僕の魂に 喜びをお与えください。わたしの主なる父よ、わたしは魂をあなたに向かって高く上げるからです。
5わたしの主なる父よ、あなたは恵み深く、赦してくださる方、 あなたを呼び求めるすべての者に、慈しみ豊かでいらっしゃいます。 6わたしの父よ、わたしの祈りを聞いてください。憐れみを求めるわたしの願いに耳を傾けてください。 7苦難の日に、わたしはあなたを呼び 求めます。すると、あなたはわたしに答えてくださいます。
8わたしの主なる父よ、神々の中に、あなたのような方はありません。 あなたの御業のような業もありません。 9あなたが造られたすべての国民は 来て、あなたの御前にひれ伏し、わたしの主なる父よ、あなたの御名をあがめます。 10あなたは偉大な方で、驚くべき御業を行われます。あなただけが、わたしの父です。
11わたしの父よ、あなたの道をわたしに教えてください。わたしがあなたの真理のうちを歩むためです。 あなたの御名を畏れる、 ひとつに定まった心をわたしにお与えください。 12わたしの主なる父よ、わたしは心を尽くしてあなたをほめたたえ、 とこしえにあなたの御名をあがめます。 13わたしに対するあなたの慈しみは大きく、 あなたはわたしの魂を陰府の深みから救い出してくださいました。 a a v13 「陰府」はヘブライ語で死者の世界を指す名であり、考えうる限り最も深い場所として描かれている。
14わたしの父よ、傲慢な者どもがわたしに逆らって立ち上がり、無慈悲な者の一団がわたしの命を狙っています。 彼らはあなたを心に留めません。 15しかし、わたしの主なる父よ、あなたは憐れみ深く、恵みに満ちた父、 怒るに遅く、慈しみとまことに富んでおられます。 16わたしに顔を向け、わたしを憐れんでください。あなたの力を僕にお与えください。 あなたのはしための子をお救いください。 17わたしに恵みのしるしを示してください。わたしを憎む者たちが見て恥じるためです。 わたしの父よ、あなたがわたしを助け、慰めてくださったからです。