わたしたちの父は語られた
1 1かつて、幾たびも、さまざまな仕方で、天におられるわたしたちの父は、預言者たちを通してわたしたちの先祖に語られました。 2しかし、この終わりの時には、御子によってわたしたちに語られました。父はこの御子を万物の相続者と定め、また御子を通して世界を造られました。 3御子は、わたしたちの父の栄光の輝きであり、その本質の完全な似姿であって、力ある御言葉によって万物を支えておられます。御子は罪を清めた後、天にある大いなる方の右の座に着かれました。 4御子は、受け継いだ名が天使たちの名にまさっているのと同じだけ、天使たちよりもすぐれた者となられました。
5いったい、わたしたちの父は天使たちのだれに向かって、こう言われたことがあるでしょうか 。「あなたはわたしの子。 きょう、わたしはあなたの父となった」。 またこうも言われました 。「わたしは彼の父となり、 彼はわたしの子となる」。 a a v5 ここでわたしたちの父は、旧約聖書の二つの約束の言葉——詩編第二編と、ダビデへの約束——を語っておられます。そして新約聖書は、それらが永遠の御子であるイエスにおいて満ち満ちて成就することを示しています。
天使をはるかに超えて
6また、父が長子をこの世に導き入れるとき、こう言われます 。「わたしの天使は皆、この方を礼拝せよ。」 7また、天使たちについては、こう言われます 。「その天使たちを風とし、 その僕たちを燃える炎とする」。
8しかし、御子については、こう言われます 。「神よ、あなたの王座は世々限りなく、 あなたの国の笏は義の笏。 b b v8 この旧約聖書の引用において、わたしたちの父は御子に語りかけ、御子を神と呼んでおられます——これは、御子が父御自身の神としての本質を共にしておられるという、聖書の最も明確な告白です。 9あなたは義を愛し、不義を憎まれた。 それゆえ、わたしたちの父、あなたの父は、仲間たちにまさって、 喜びの油をあなたに注がれた」。
10また、こうも言われます。 「主よ、あなたは初めに地の基を据えられました。 もろもろの天も、あなたの御手の業です。 c c v10 ここで御父は御子を主と呼び、地の基を据えた方として名指しておられます。二節で語られた御子の創造の業が、今や御父御自身によって語られているのです。 11それらは滅びますが、あなたは永遠におられます。 それらはみな衣のように古びていきます。 12あなたはそれらを上着のように巻き上げられます。 それらは衣のように変えられます。 しかし、あなたは変わることなく、 あなたの年は尽きることがありません」。
13いったい、わたしたちの父は天使たちのだれに向かって、こう言われたでしょうか 。「わたしの右に座っていなさい、 わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまで」。
14天使はみな、仕える霊であって、救いを受け継ごうとしている人々に奉仕するために遣わされているのではありませんか。