父は偶像を慕う心をとがめられる
14 1そのとき、イスラエルの長老たちのうちの数人がわたしのもとに来て、わたしの前に座った。 2わたしたちの父の言葉がわたしに臨んだ。
3人の子よ、これらの者は自分の偶像を心のうちに抱き、自らの罪のつまずきを目の前に据えている。わたしは彼らに、少しでもわたしに伺いを立てさせてよいだろうか。 4それゆえ、彼らに語り、告げよ。主権者なる御父はこう言われる。イスラエルの家の者がだれでも、自分の偶像を心に抱き、自らの罪のつまずきを目の前に据えたうえで預言者のもとに来るなら、あなたがたの父であるわたし自身が、その多くの偶像に応じて彼に答えよう。 5こうしてわたしは、偶像のゆえにこぞってわたしから離れ去ったイスラエルの家の心を捕らえるためである。
6それゆえ、イスラエルの家に告げよ。主権者なる御父はこう言われる。「悔い改めよ。あなたがたの偶像から立ち返り、あなたがたのすべての忌むべきものから顔を背けよ。 7イスラエルの人であれ、イスラエルに寄留する外国人であれ、だれでもわたしから離れて、偶像を心に抱き、自らの罪のつまずきを目の前に据え、そのうえでわたしに伺おうと預言者のもとに来るなら、あなたがたの父であるわたし自身が彼に答えよう。 8わたしはその者に顔を向けて立ち向かい、彼を見せしめとし、笑いぐさとする。わたしは彼をわたしの民の中から断ち切る。そのとき、あなたがたは、わたしがあなたがたの父であることを知るであろう。
9もし預言者が惑わされて言葉を語るなら、あなたがたの父であるわたしが、その預言者を惑わせたのである。わたしは手を伸ばして彼に立ち向かい、わたしの民イスラエルの中から彼を滅ぼす。 10彼らは自らの罪を負う。伺いを立てる者の罪も、預言者の罪と等しい。 11こうして、イスラエルの家は二度とわたしから迷い出ることなく、そのすべての背きによって自らを汚すこともなくなる。彼らはわたしの子となり、わたしは彼らの父となる、と主権者なる御父は言われる。」
父の四つの恐るべき裁き
12わたしたちの父の言葉がわたしに臨んだ。
13人の子よ、もし一つの国が不信を働いてわたしに罪を犯すなら、わたしは手を伸ばしてその国に立ち向かい、そのパンの支えを絶ち、飢饉を送り、そこから人も獣も断ち切る。 14たとえこの三人の者、ノア、ダニエル、ヨブがそこにいても、彼らはその義によって自分の命だけを救うことができる、と主権者なる御父は言われる。
15あるいは、わたしがその地に野の獣を送り込み、それらが地を荒らして人を絶やし、獣のゆえにだれ一人通る者もなく荒れ果てさせるなら、 16わたしは生きている、と主権者なる御父は言われる。たとえこの三人の者がそこにいても、彼らは息子も娘も救うことができない。救われるのは彼らだけで、地は荒れ果てたままとなる。
17あるいは、わたしがその地に剣を臨ませ、「剣よ、この地を行き巡れ」と言って、そこから人も獣も断ち切るなら、 18わたしは生きている、と主権者なる御父は言われる。たとえこの三人の者がそこにいても、彼らは息子も娘も救うことができず、救われるのは彼らだけである。
19あるいは、わたしがその地に疫病を送り、血をもってわたしの憤りをその上に注ぎ、そこから人も獣も断ち切るなら、 20わたしは生きている、と主権者なる御父は言われる。たとえノア、ダニエル、ヨブがそこにいても、彼らは息子も娘も救うことができず、その義によって自分自身を救うだけである。
21主権者なる御父はこう言われる。まして、わたしがエルサレムに対して、剣、飢饉、野の獣、疫病というわたしの四つの恐るべき裁きを送り、そこから人も獣も断ち切るときは、なおさらではないか。 22しかし、そこには生き残る者、連れ出される息子や娘が残される。彼らはあなたのもとに出て来る。あなたが彼らの歩みと行いを見るとき、わたしがエルサレムにくだした災い、すなわちわたしがその上にくだしたすべてのことについて、あなたは慰めを得る。 23あなたが彼らのふるまいと行いを見るとき、彼らはあなたを慰める。そして、わたしがそこでしたことはすべて理由のないことではなかったと、あなたは知るであろう、と主権者なる御父は言われる。