今もなお残る安息
遠い昔に約束された安息は今も開かれている。そこが要点であり、その申し出はヨシュアの時代で期限切れになったわけではない。続いて、よく知られた二つの像が示される。魂と霊の間を切り分け、すべてをあらわにする私たちの父の言葉。そして私たちと同じように試みられた大祭司。だから私たちは大胆に近づくことができる。
4 1その安息に入るという約束が今もなお有効である以上、あなたがたのうちだれ一人それに入りそこなったと思われることのないように、心を配ろうではないか。 2わたしたちも彼らと同じように、福音を告げ知らされている。しかし、聞いた言葉は彼らの益とはならなかった。耳を傾けた人々のように、それを信仰と結び合わせなかったからである。
3信じたわたしたちは、あの安息に入る。かつてこう言われたとおりである。「わたしは怒って誓った。彼らは決してわたしの安息に入ることはない。」それでも、御業は世界の創造の時から既に成し遂げられていた。
4というのは、七日目についてある箇所でこう言われている。「そして、わたしたちの父は、七日目にすべての御業を終えて休まれた。」
5そして、同じ箇所で再びこう言われている。「彼らは決してわたしの安息に入ることはない。」
6そこで、ある人々がそこに入ることが残されており、また、最初に福音を告げ知らされた人々は不従順のゆえに入ることができなかったのだから、
7再び、ある日を「今日」と定め、ずっと後になってダビデを通してこう語られた。既に述べたとおりである。「今日、あなたがたが御声を聞くなら、心をかたくなにしてはならない。」
8もし、ヨシュアが彼らに安息を与えていたのなら、わたしたちの父は、後になって別の日について語られることはなかったであろう。 9それゆえ、わたしたちの父の民には、安息日の休みがなお残されている。 10わたしたちの父の安息に入った者は、わたしたちの父がご自身の業を終えて休まれたように、自分の業を終えて休むのである。 11だから、わたしたちはあの安息に入るように努めようではないか。だれも、同じ不従順の型にならって落ちることのないように。
12 わたしたちの父の言葉は生きており、力を発揮し、どんな両刃の剣よりも鋭く、魂と霊、関節と骨髄を切り分けるまでに刺し通し、心の思いと考えを見分ける。 a a v12 「わたしたちの父の言葉」は「神の言葉」に代わる表現である。聖書は、子らのすべての思いを知っておられる父の、生ける声である。 13造られたもので、御目に隠れているものは何一つない。すべてのものは、わたしたちが申し開きをすべき方の目の前に、裸のままさらけ出されている。
14さて、もろもろの天を通って行かれた偉大な大祭司、わたしたちの父の御子イエスがわたしたちにはおられるのだから、公に言い表している信仰をしっかりと保とうではないか。
イエス、わたしたちの偉大な大祭司
15わたしたちの大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪は犯されなかったが、あらゆる点でわたしたちと同じように試みに遭われた方である。 16だから、わたしたちは、憐れみを受け、恵みにあずかって、必要なときに助けを得るために、大胆に恵みの座に近づこうではないか。