罠は破られた
都に上る歌。ダビデの詩。
間一髪の連続として語られる、民の脱出の物語。生きたまま呑み込まれ、激流に押し流されかけた。心に残るのは、破れた罠から逃れた鳥の姿だ。助けは自分たちではなく、私たちの父の名にあったという証しである。
124 1もしわたしたちの父がわたしたちの味方でなかったなら――今、イスラエルは言うがよい―― 2人々がわたしたちに立ち向かったとき、もしわたしたちの父がわたしたちの味方でなかったなら、 3そのとき、彼らの怒りがわたしたちに向かって燃え立ち、 彼らはわたしたちを生きたまま呑み込んでいたであろう。 4そのとき大水がわたしたちを押し流し、激流がわたしたちの上を越えて行ったであろう。 5そのとき逆巻く水が わたしたちの上を押し流していたであろう。
6わたしたちの父はたたえられよ。父はわたしたちを彼らの歯の餌食として渡されなかった。 7わたしたちは鳥のように狩人の罠から逃れた。 罠は破られ、わたしたちは逃れた。 8わたしたちの助けは、天と地を造られたわたしたちの父の御名にある。