御父は御自分の預言者を遣わされる
2 1 御方はわたしに言われた、「人の子よ、自分の足で立ち上がれ。わたしはあなたと語ろう。」 a a v1 ここで「人の子」とは、単に「死すべき人間」を意味する。すなわち、生ける神の前に立つ弱いひとりの人間としてエゼキエルを示すものであって、後にイエスが自らに用いる王としての称号ではない。
2わたしたちの父が語られると、わたしたちの父の霊がわたしのうちに入り、わたしを自分の足で立たせた。そしてわたしは、御方がわたしに語りかけるのを聞いた。
3御方はわたしに言われた、「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの民、すなわちわたしに反逆してきた反逆の国民のもとに遣わす。彼らも彼らの先祖も、今日この日に至るまでわたしに罪を犯してきた。 4彼らは顔が頑なで、心もかたくなである。わたしはあなたを彼らのもとに遣わす。あなたは彼らに、『統べ治める父はこう言われる』と告げよ。 5彼らが聞き入れるにせよ、拒むにせよ——彼らは反逆の家だからである——自分たちの間にひとりの預言者がいたことを、彼らは知るであろう。 6人の子よ、あなたは彼らをも、その言葉をも恐れてはならない。たとえいばらやとげがあなたと共にあり、あなたがさそりの間に住むとしても。彼らの言葉を恐れず、その顔におびえてはならない。彼らは反逆の家だからである。 7あなたは、彼らが聞き入れるにせよ拒むにせよ、わたしの言葉を彼らに語らなければならない。彼らは反逆する者だからである。 8だが人の子よ、あなたはわたしが語ることを聞け。あの反逆の家のように反逆してはならない。口を開いて、わたしが与えるものを食べよ。」
9わたしが見ると、一つの手がわたしに差し伸べられており、その中には一巻の書の巻物があった。 10御方はそれをわたしの前に広げられた。その表にも裏にも、哀歌と嘆きと災いの言葉が書かれていた。